有田鉄道金屋口駅跡、有田川鉄道公園に行ってきました。
有田鉄道はJRきのくに線藤並~金屋口を結んでいた鉄道路線でしたが、
2002年に廃止されました(会社そのものはバス会社として継続)。
末期は、沿線の学校が休みの第2・4土曜日と休日は運休し、平日も1日2往復しか走らなかったそうで、非常に運行本数が少なかったそうです。
有田鉄道について詳しくは、
こちらをご覧ください。
有田川鉄道公園へのアクセスですが、
JR藤並駅から有田鉄道バスに乗車し、こころの医療センター前バス停で下車し徒歩2分ほどです。
土休日を中心に運行される観光施設巡回バスもあるようで、こちらだと無料で利用できるようです。
どちらも本数は少ないので、事前に時刻表や
有田川町ホームページなどで時刻をご確認の上ご利用ください。
なお、有田川鉄道交流館は、
水曜および木曜休館となっておりますので、お気を付けください。
ここからレポートです。
まずは入口。
観光施設巡回バスはここに止まるようです。
緑が美しい有田川流域。
構内図。
入り口付近の保存車両。
上はD51、下はディーゼル機関車でしょうか?
公園の遊具。
蒸気機関車を模していますね。
鉄道交流館。
こちらのみ有料で入館には200円かかります。
展示されていたもの。
模型のこの場所は金屋口付近でしょうか?
なぜか置かれていたパンダシート。
381系のものでしょうか?
こちらの座席はグリーン車なのでしょうが、500系のものでしょうかね?
いよいよ、皆様お待ちかねのレールバスとキハ58の写真を貼ります。
ハイモ180。
廃止された2002年まで現役で活躍していた車両です。
元々は樽見鉄道で使用されていましたが、1994年に有田鉄道に譲渡されました。
特徴的な一軸の台車。
残念ながら台車が一軸の気動車に乗車したことはないのですが、
乗り心地はあまりよくないようですね。
製造銘板。
ハイモ180の前につながれていたのは、入れ替え用(?)の車両でしょうか?
キテツ1形。
北条鉄道から紀州鉄道に譲渡され、紀州鉄道での運行終了後、有田川鉄道公園に譲渡されました。
こちらもハイモ180と同じ時期に、レールバスとして導入された車両です。
この顔、ハイモ180以上にバスっぽいですね!
キテツ1の奥に・・・
いました! キハ58003!!
路線廃止まで予備車として在籍した車両です。
キハ58と旧国鉄車っぽいのですが、この車両有田鉄道に来る前は富士急行が所有しており、
国鉄在籍だったことはないそうです。
来る前は、もっと間近に眺められると思っていましたが、残念ながらハイモ180、キハ58003両車とも入庫した状態で、少し残念でした(汗)。
週末を中心に走らせての展示も行われており、乗車も可能とのことなので、今度は走る日を狙って訪れてみようと思います。
金屋口駅舎。
建物が残っているだけかと思いきや、駅舎内に人影が見え、
事務所として活用されているようです。
ホーム。
立ち入りはイベント開催時のみ可能なようです。
止まっているのは、車掌車でしょうかね?
駅舎裏のバスターミナル。
最後になりましたが、廃線跡は遊歩道として整備されているので、体力に自信がある方は歩いて訪れられてもいいかもしれませんね。
藤並駅でレンタサイクルも営業しているので、そちらを利用されてもいいかもしれません。
この緩やかなカーブ、まさに鉄道線といった感じですね^^。
おわり