久しぶりの更新となりました。
今日は、8月20日にデビューしたプレミアムカーについてレポートしたいと思います。
名鉄や近鉄ではもはや当たり前ですが、全列車・全車両が乗車券のみで利用できた京阪電車では初の座席指定車です!
プレミアムカー登場と同時に、送り込みを兼ねて、枚方市または樟葉~淀屋橋間で全車座席指定の「ライナー(Liner)」の運転も開始されました(平日ダイヤに限る)。
昨年10月のレールフェアでモックアップが置かれたり、デビュー前は各地で座席の体感イベントが行われるなど、京阪電車がいかにプレミアムカーに力を入れているのかわかりますね。
↓の写真は昨年のレールフェアで展示されたモックアップです。
プレミアムカー券の購入方法ですが、
京阪電車ホームページのプレミアムカークラブから(クレジットカードの登録が必要)もしくは、特急停車駅の駅の窓口で購入することになります。
窓側・通路側はもちろん〇〇番のA席が良いとか細かい指定もできます。
料金は、区間によって400円もしくは500円で利用でき、
たとえば、淀屋橋~枚方市・樟葉間は400円、淀屋橋~中書島・出町柳間は500円です。
もちろん、利用区間の乗車券も必要です。
特急停車駅の改札付近やホームの案内モニターで空席情報が確認できるので、そちらも参考にプレミアムカー券を購入してもよいかもしれません。
ちなみに、ホーム上や車内ではプレミアムカー券は発売していないので、注意が必要です。
券を購入せずに乗車すると、アテンダントに一般車両に移るよう注意されます。
前置きが長くなりましたが、乗車レポートに行きましょう。
プレミアムカー車内。
JRのグリーン車とか近鉄のDX車と同等の大型のリクライニングシートが並んでいます。
照明はLEDかつ蛍光灯カバーなしで非常に明るく感じられました。
一般車両の方が落ち着くと思われる方もいるかもしれませんね(汗)。
座席とカーテン。
座席はやや固めです。
最近の流行なのでしょうかね?
シートの間隔は狭めなので、前に座っている人にリクライニングを深く倒されると窮屈に感じるかもしれません。
座席下に機器があり、前の座席の下に足を伸ばしてゆっくりというわけにはいかないようです。
残念ながら足載せも設置されていません。
改造車なので、やむを得ないのかもしれませんが、座席と窓割りが合っていないのも残念・・・
一般車両は横引きカーテンなのに、カーテンがなぜかブラインドになり、
窓割りがあってないので、ブラインドを下ろすと、前後の席の人同士でトラブルが発生することがあるのではないかと心配になりました。
一般車両と同様、横引きカーテンの方が良かったような気がします。
あと、汚物処理システムの導入など、課題は多いですが、有料列車な以上、やっぱりトイレは欲しいですね。
目的地の手前の駅で降りるのはもったいないですから・・・・・
以上色々と辛口に書きましたが、
グリーン車とかデラックスカーとしてではなく、座席指定車だと思って利用するのにはよいのではないでしょうか?
京阪電車のホームページにも書かれていますが、特に途中駅から乗車の場合、
一般車両だとグループが並んで座るのは難しいですが、プレミアムカーならばそれも可能です。
今度は機会があれば、ライナーにも乗車し、そのレポートをしたいと思います。
いつになるかわかりませんがね(笑)。