詐欺に合いかけた話

先日、詐欺に合いかけたので、その話を警鐘及び自戒を兼ねて書きます。

とある日・・・
あまり使っていない携帯にメールが来ました。
やりとりをまとめてみましたので、ご覧くださいませ。

詐欺師：「お久しぶりです。12月の〇日、×日辺りにご飯でもどうですか？」
ー知らないアドレスからだったので、無視ー
詐欺師：「いつ空いていますか？」
ー学生時代の同級生か随分前に退職した職場の後輩だと判断ー
めいはん：「どちら様ですか？」
詐欺師：「詐欺師（女性の名前）です　Bちゃんは元気にしていた？」
ー詐欺師もBも心当たりのない名前ー
めいはん：「間違えて送られていますよ」
詐欺師：「申し訳ありません。なぜ間違えたんだろ・・・　女性の方ですか？」
めいはん：「男です」
詐欺師：「お騒がせしてすみません。東京在住の詐欺師です。職場の同期に連絡先を聞いたのですが、酩酊していて滅茶苦茶なアドレスを教えたようです。」
詐欺師：「こんな偶然ないと思うので、またメールしてもいいですか？」
めいはん：「メールでしたら大丈夫ですよ。仕事の都合上、返信できない場合もありますが」
詐欺師：「ありがとうございます。きちんと対応をしてくれるいい方ですね。ニックネームでもいいので、名前を教えてください」
めいはん：「めいです（実際には本名の一部）」
詐欺師：鳥にフンを落とされたという他愛のない話や名前や出身地、住んでいるところなど自己紹介をしてくる。
めいはん：住んでいるところ（市町村）や出身地を回答する。
ー以下詐欺師は、ダンスのレッスンを受けている話や役者のオーディションを受けている話をしてきて、何度か返信ー
詐欺師：「映画に役者として出れることになった！　夢じゃないかしら！！」
めいはん：「凄い！　おめでとう！！」
詐欺師：「スキャンダルがあったらいけないから、携帯を変えることになったの！」
ー仕事中で返信できないー
詐欺師：「もう携帯返さないといけないから、友達申請の招待状を出すから、”申請許可”してね！！！」

以上で、メールのやりとりは終わり、サイト登録のメールが来ました。

お人好し（？）の私でも不審に思い、サイトの情報を検索サイトで検索したところ悪質な出会い系サイトからのメールだったと判明しました。
詳しく書いてあるサイトを見つけたので、ぜひご覧ください。
間違ってメールをしたという口実からサイトに誘導するというのは皆同じようで、
男性には女性の名前、女性には男性の名前でメールをしてくるそうです。
最初の方で、”女性の方ですか？”と聞いてきたのは、その返答でどちらにするか判断しているのでしょう。

幸いにも私は、危うく氏名や詳細な居住地、勤務先などを教えることなく済みましたが、
中にはクレジットカードの番号を教えてしまったり、現金をだまし取られたりという方も見えるようです。

間違ってメールをしている旨を教えてあげるという親切心を仇に、
個人情報や現金をだまし取るという非常に悪質なサイトだと思います。

今後は、