28日、5701Fがついに名電築港に廃車回送されてしまいました。

SR車は、5304F・5305F・5306F・5308F・5703F・5704F・5705Fの7本を残すのみとなりました。
かつてはかなりの大所帯だったのに、寂しいものですね。
 
今回、廃車になった5701Fと2017年に廃車になった5702Fは、2009年までは6連を組んでおり、
本線や犬山線、常滑線、河和線などの急行運用によく入っていました。
本日は、6両で各地を駆け巡っていた時を振り返りたいと思います。


善師野に停車する5702F（2003年8月撮影）。
犬山線からの直通運用（広見線内は普通に変わる）だと思われます。
当時の記憶を思い起こしてみると、5702Fは早期に種別のみ英字入りの方向幕になっていましたが、
5701Fは空港開業ギリギリまで非英字入りの幕だったので、見分けることが可能でした。


よく撮影していた2+6の727列車（2004年6月撮影）。
折り返しは当然の如く5700系が先頭になるのですが、なぜかまったく撮影しておりません。
以前にも触れましたが、6連車は連結可能な7000系と共通運用となっており、当時は外れ扱いされていました。
私は、5700系も昔から大好きだったので、気にせず撮りまくっておりましたが。


少し構図が悪いのですが、上の727列車の前にも運用がありました（5702F、2004年8月撮影）。
6両固定編成が弥冨まで乗り入れるのは、当時でも珍しかったのではないでしょうか？


犬山線～河和・知多新線の急行運用につく5701F（2004年10月撮影）。
VVVF車に押され気味で、当時から本線での運用はあまり多くありませんでしたが、
犬山線～常滑線での運用にはよく入っていました。


以前にも似たような写真を上げましたが・・・
5701Fの豊川稲荷行き急行（2006年6月撮影）。


ここからは、最近の話を少しだけ。
最近と言っても、5701Fと5702Fが4連化されたのは、もう10年近くも前だったんですね。

4連化後、5701Fと5702Fから捻出された中間車4両は、5601号と5652号に廃車になった5313Fの顔を取り付け、4両固定編成になり、2017年まで運用されました。
 5601F（2012年3月撮影）。
運転台の後ろに窓及び座席はありませんでした。
今後、HPで詳しく述べたいと思います。


最後になりましたが、最後の活躍をする5701Fをご覧ください。

2018年10月撮影。
最後になって、花形とも言える特急運用に入ることができてよかったのでしょうか？

冒頭でも述べましたが、5300系と5700系は残り7編成です。
他の編成も、今後3300系や3150系が増備されれば廃車が進むものと思われます。
悔いが残らないように、しっかりと乗車や撮影などされることをお勧めします。

おわり。