今回も先回のつづきとして福鉄時代のモ800形について取り上げたいと思います。
先回は2005年に走ったシャトル電車について取り上げました。

今回は通常運行での様子について取り上げたいと思います。
福鉄に譲渡された後、2006年から本格的に運用に入りました。
もっともモ800形は１両単行でしか運用できないので、ラッシュ時間帯を避けたり、
原則１編成しか運用に入らないようにしていたそうなので、脇役のような存在でした。

写真はすべて2012年７月に撮影したものです。

福井駅前に停車する802号。


市役所前にて。市役所前駅は2018年3月に”福井城址大名町”に改称されています。
福鉄では、一部の電車において、越前武生から来た電車が、福井城址大名町でスイッチバックして福井駅に寄るという運行形態が取られているので、写真のように一見逆向きのような光景を見ることができます。

つづいて車内を。

内装。
先回の写真と変わりないじゃないかとお思いかもしれませんが、
運転台の後ろに遮光カーテンが増設されていました。
豊鉄に移籍後は802号・803号ともに再び撤去されています。


運転台も撮影していました。
名鉄時代のままと言いたいのですが、”使用中止”のテプラが目に入ります。
何が使用中止なのかと注視して見たら、”回生”と書かれていました。
回生ブレーキが使用中止になっていたようです。

最後にモ880形との並びを。

越前武生にて。
これぞ美濃町線という並びでした。

現在は豊橋に３両揃い、ますますの活躍が期待されます。
今後のモ800形の活躍を祈念し、福鉄時代の振り返りを終わりたいと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

おわり。