先日、
養老鉄道の7700系について紹介しましたが、東急多摩川線や池上線で活躍していた頃の写真が少しだけあったので、紹介したいと思います。
東急7700系は、2018年まで東急多摩川線や池上線で運行されていました。
多摩川駅を発車する7903編成(2009年1月撮影)。
この編成は、養老鉄道に譲渡され、さらには東急時代を踏襲し赤帯の塗装のまま3連で活躍中です。
活躍の場や内装は変わりましたが、現在でも、この時とほとんど同じ姿ということになります。
池上~蓮沼間にて(2008年10月撮影)。
写真の7913編成は2011年に廃車になっています。
最後にこの編成の写真を紹介しましょう。
東急7700系と言えば、この編成を忘れてはいけないと思います。
7915編成(多摩川~沼部間にて、2009年1月撮影)。
この編成の先頭車は元々中間車だった車両を先頭車化したそうで、写真のようなスタイルでした。同じような顔の車両は、水間鉄道などで見かけますが、東急ではこの編成だけで、非常に目立つ存在でした。
更に言うと、現在、養老鉄道に譲渡された編成は譲渡の際にシングルアームパンタに換装されましたが、東急時代は菱形パンタだったため、7700系でシングルアームパンタはこの7915編成のみでなぜか前パン、おまけに他の7700系がGTO-VVVF制御なのに対し、この編成のみIGBT-VVVF制御で、名鉄の1384Fと同じような、スーパーレア車と言っても過言ではないでしょう。
スーパーレア車ゆえ、使い勝手が悪かったのか他の編成より早い2010年に廃車にされたようです。
おわり。